今までにない修理をいただきました
破損
動物病院から入院ケージの修理依頼です。
こんな状態です、ケージの扉、溶接個所が破損して取れてします。
病院では破損個所をこのように結束バンドで留めて使っていたのですがそろそろ限界だ・・・という事で修理できる
所を探していたようです。
けっこうな枚数があります。
破損原因
院長先生から破損の原因を聞いてちょっと思うことが・・・・
ケージに入った動物たち、ケガだったり病気だったりで入ってくることになります。
知らない所へ来て、知らない所に入る、その不安とか恐怖とかストレスで、ケージを噛んだり、体当たりとかして暴れたり
することがあるそうです。
その力が凄いんだね、溶接が取れちゃうくらいの力なんだもんね。
動物たちには置かれている状況が分からないから仕方ないけど、なんとも言えない気持ちになりました。
溶接修理
取れないように溶接です。
元の物とは違う溶接です。
元の溶接は一か所の点付けでした。
今回は二か所で溶接しました、これなら暫くは大丈夫でしょう
全周溶接の提案もしたのですが、今回は二か所の溶接で様子をみることになりました。
ヒンジ部分
この部分、扉の開閉に欠かせないヒンジ部分です。
ここの破損が多かったなぁ
ここは三か所の溶接としました。
シッカリと固定されています。
上下に二ケ所あるヒンジ、それぞれの寸法を確認しながらの溶接です。
寸法がズレると扉が納まらない事もあるし、開閉の具合が悪くなることもあります。
溶接修理完了
全部で24枚の扉を修理しました、この後は焼け取りの処理をして納品です。
今回、一度に修理は出せないので3回に分けての修理となりました。
いつどんな子が入ってくるか分からないからケージの大小でいくつか残したいですからね。
お問い合わせください。
今回の動物病院、修理してくれる所をいくつか当たってみたけど出来ずに困っていたそうです。
藤永製作所株式会社ではこのような、動物病院の入院ケージの修理やペットショップなどのケージの修理も可能です。
この他にも修理したい所がありましたら、お問い合わせください、お気軽にどうぞ。