ブランコチェーン切詰め

ブランコチェーン切詰め

藤永製作所株式会社では遊具の製作だけでなく修理なども承っております。

今回はブランコチェーンの切詰めです。

ブランコチェーンの長さ

基本的に座板の下から地面まで350mm
ブランコチェーンの交換の時にちょっと注意したいです。

ブランコの下って掘れていませんか。
どうしても足を擦るので段々とポッコリと掘れていませんか。

この状態でそのままブランコチェーンを交換すると問題が・・・

意外と盲点かも

掘れた状態でチェーンの長さを設定すると後で問題が発生するかも。

掘れてしまった部分を平らにすると、座板の下から地面までの距離が短くなってしまいます。

なので、平らにしてからチェーンの長さを設定するのがオススメです。
意外と、このミスって多いようです。

今回もそのパターン

切詰め前

どうやら数か月の間にチェーンを交換したようです。

ブランコチェーン切詰め前

吊り金具も状態は悪くないです。

チェーン交換後

2コマ切詰め、約90mm近く詰めました。

この時、チェーンで詰めずにリングで詰めます。

ブランコチェーン切詰め

チェーンを切って開いてまた閉じるってオススメできない方法です。

藤永製作所ではリングの部分で詰めます。
リングを交換する方法です。

チェーンを切ったらリングを開いて閉じる。
この方が丈夫

チェーンのあの一コマで開くって結構な捻じれになります。
リングだと径が大きいので開いた時のダメージが少なくすみます。

と、考えるのでリングで。

ステンレス製リング

藤永製作所ではステンレス製のリングに交換しています。

鉄製に比べて高価ではありますが、その方が良い!
見た目がキレイ、錆びに強い、意外と長持ち。

ステンレスに交換すると鉄のチェーンが削れちゃうような、摩耗が早いような印象がありますが、
私としてはステンレスにしたの方が持ちが良いと考えています。

詳しい事は分かりませんが、そんな気がしています。
摩擦なのかなんなのか。

鉄同士でガリガリ擦れるか、ちょっと滑りのあるステンレスと鉄で擦れるかの違いとか?

意外と長持ち

若い頃からステンレス製リングを使っていますが、20年30年まえに交換した物で、また交換したとか切れたって話は聞いていません。
知らされてないだけかもしれませんが・・・

ま、塗装が剥がれて錆とか、手が茶色くなることもないのでステンレスで良いと思います。

ご相談ください

藤永製作所では遊具製作の他に修理も可能です。
「直したい!」「直るかなぁ・・」「直そうかなぁ・・・」ご相談ください。