取っ手溶接

ステンレス製フタ取っ手溶接後の焼け取り

最近お付き合いが始まった会社さんからの依頼、ステンレスのフタに取っ手を付けたいと。

ボルト締めと溶接

初めの話しだと溶接で付けたいと聞いていました。
でもサイズや板厚、開閉頻度を考えると溶接だけだとちょっとなぁ・・・

溶接した際で亀裂が入る事があります。
形状的にベカベカ動くので負荷がかかります。

なので溶接と合わせて裏からボルト留めを提案しました。

ステンレス製フタ材料入荷、取っ手が付く所は穴あけしてあります。

二つの穴が取っ手のボルト穴です。

溶接

厚みの違があるので少し気をつかいます。
強い電流で溶接すると板が歪むし、弱い電流で時間かかっても歪が出やすい

丁度いい電流値で溶接しました。

ステンレス製フタ取っ手溶接

裏からはボルト締めしてあります。
ちなみに、M6の六角ボルトを使いました。
ボタンヘッドやキャップスクリューなどで締めようかとも思いましたが、六角頭で。

六角なら納品先でも簡単に増し締めできます。
スパナなどは工場に置いてあることが多いですから。

焼け取り

電解で溶接焼けを除去しました。

ステンレス製フタ取っ手溶接後の焼け取り

歪みもなく良い状態だと思います。

納品後、追加で補強材取付け

無事納品できましたが、後日ベカベカして使いにくいと・・・
なので納品後追加でアングル材を溶接

アングル材に穴をあけて溶接しました。

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藤永製作所株式会社ではこのような製作物も承っております。
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