ステンレス製ジャングルジムFUJISAN

ジャングルジムFUJISANをドローンで撮影、バックに富士山も見えてとても良い感じ

ステンレス製ジャングルジムFUJISAN 静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターに設置しました。
その製作過程を簡単に紹介します。

組み立て

柱は50×50の角パイプ#400 横棒はΦ34

平面で組み立てたら次は立体で組み立てます。

ジャングルジム組み立て状況、16分割で製作

横棒の入る所と入らない所があるので立体での組み立てにちょっと時間かかります。

ステンレス製ジャングルジムFUJISAN一番高い部分の組み立て

一番高い部分のブロックの組み立て、横に寝かせた状態での写真です。

このブロック、立てると工場内の天井クレーンのフックより高いです。
なのでこの状態に倒すのにちょっとした技が必要になります。

積み込み

16分割で製作して数回に分けて現地へ搬入しました。

搬入 積み込み状況

一度に積めるのはだいたい2ブロック、多くても3ブロックです。

面白い事に4t車でも大型でも積める数は変わらないです。
3t車でもほぼ同じでした。

揺れないように固定して搬入です。

現地施工①既存品撤去、新規ベース金具取付け

現地には木製のジャングルジムがありました。

それを撤去から始めります。
撤去はサイクルスポーツセンターの方でやっていただきましたが、私も手伝いに行って来ました。
そうした作業も大切です。

バラす事で製作方法を知る事が出来ます。
そしてそれは別の製作の時にも役に立ちます。

木製の物、なかなかの構造で、ステンレス製品の製作にも使えると思いました。

ベース金具施工

既存品のベース材を撤去して、新たにベース金具を取付けます。

レベル確認しながら一本一本合わせて取付け

現地施工② 組み立て

このサイズだと手で動かすのは大変です、ラフター入れての作業です。

現地組み立て

クレーンで吊りながら組み立て

クレーンを使って16分割を組み立て

8ブロック8ブロックの2回に分けて組み立てました。

現地施工③ 溶接

組み立て、配置が終ったら次は溶接作業です。

なぜかこの頃から天気が悪い・・・
ほとんどの日が雨降り、そして毎日のように風が吹いていました、みぞれ交じりの日も。

現場溶接の風と雨対策でシート張り

風と雨に弱い溶接なのでシートを張って対策
これじゃ完全に防ぐことは無理なので最後の手段、「手」を使います。

左手で溶接部分を加工用にして無理な体勢で溶接です。

溶接が終ったら焼け取り作業、それが終ったら。

ステンレス製ジャングルジムFUJISAN 完成

滑り台2本を取付けてステンレス製ジャングルジムFUJISAN完成です。

後ろに富士山が見えて景色も良い。

ステンレス製ジャングルジムFUJISAN 完成

上空からの写真をいただきました。

ジャングルジムFUJISANをドローンで撮影、バックに富士山も見えてとても良い感じ

完成して

色々と問題もあったけど完成したらそれらは思い出でもあるし勉強でもあるし、色々と学べたと思います。

一番の疑問、なぜウチ、藤永製作所に話がきたのか。
静岡市のちょっと山の方でやっている小さな会社です、なのにそこへ話がきたのが不思議です。

他に大きな会社もあるのになぜなのか気になります。

理由はともかく嬉しいことです。

お問い合わせください。

藤永製作所株式会社、小さな会社ですが、このような特注遊具も製作可能です。

むしろ特注物が好きです、得意分野です。
こんなの出来るかなぁ・・・、こんなの欲しいなって思ったらご相談ください。
お気軽にどうぞ。