ステンレス製手摺り

ステンレス製手摺りの製作、フラットバー9.0mm傾斜部分コーナー

今回もまたステンレス製手摺りの製作です。
前回と同じくFB(フラットバー)での製作です。

取付け用金具の製作

取付け用金具が曲げ加工品や型鋼ではなく切り板での製作です。

レーザー切りされた板を組み合わせて仮付け、溶接します。

レーザー切された板の断面は画像のような状態、ザラザラした状態なので、この部分を溶接後に研磨します。

ステンレス製手摺りの製作、取付用金具の製作

金具の曲がり角はトメ仕上げです。

ステンレス製手摺りの製作、取付金具トメ仕上げ

床面とステンレス製手摺りとの取り合いなので足元に使われる金具、恐らく誰も見る事はないと思います。
とはいえ、製作側からしたら製品なので、溶接のままで納品ということは出来ませんね。

材料切断

入荷した材料を切断します。
今回はステンレスFB(フラットバー)の9mmの厚さ、幅50mmを使います。

ステンレス製手摺りの製作過程、材料切断

パッと見判断しにくい角度切断なのでマジックで書いておきます。

ステンレス製手摺り、笠木の製作

先ずは笠木と呼ばれる部分の製作
手摺りで手をかける部分です。

手摺りの笠木部分、手をかける部分の製作

大きくはない手摺りです。

下から2段3段登って左に曲がる形状です。

仕上げ

溶接した部分は研磨して仕上げます。
コーナー部分はトメ仕上げ

ステンレス製手摺りトメ仕上げ

組み立て溶接

笠木と柱を溶接して仕上げます。

ステンレス製手摺り、コーナー部分トメ仕上げ
ステンレス製手摺りの製作、フラットバー9.0mm傾斜部分コーナー

納品

この後、焼け取りを済ませて、最後にもう一度全体を研磨します。
汚れを落とす研磨のイメージです。

その後、養生テープを貼り納品です。

お問い合わせください。

藤永製作所株式会社では、このような手摺りの製作も可能です。