ステンレス製手摺りの製作

ステンレスフラットバー手摺りの製作トメ仕上げ

急ぎの製作仕事です
令和4年最後の製作仕事であり、令和5年最初の製作仕事です。

若い頃に勤めていた会社からの依頼、うれしい限りです。

材料切断

入荷した材料を必要寸法に切断します。

ステンレス製手摺りの製作、入荷した材料に擦り傷多数あり、先ずは研磨から

よくある事ではありますが・・・

入荷した材料に擦り傷が入っています。
擦り傷、確認できるかと思います、黒くなっている部分です。

コレは柱になる部材なので、後からは研磨しにくいのです。
なので、この段階で、ヘアライン仕上げしておきます。

ステンレス製品はこういったひと手間が入る事もあります。

笠木の製作

今回の手摺り、それほど大きな物ではありませんが、緩やかな傾斜がついています。

それぞれの角度を気にしながら溶接

ステンレス製手摺りの製作、笠木部分の製作

角度は問題ないですね。
細かい角度ですがバッチリです。

ステンレス製手摺りの笠木製作、角度確認

組み立て、溶接、仕上げ

次に柱を溶接、位置と角度を気にしながらの作業が続きます。

ステンレスフラットバー手摺りの製作トメ仕上げ

溶接が終わったら仕上げです。

仕上げ

今回の材料はヘアライン材なので角の部分はトメ仕上げをします。
あたかも材料同士が突き当たっているかのように仕上げをします。

ステンレス製手摺りの製作、ヘアライン仕上げ

トメ仕上げのやり方は人それぞれあると思います。
私のやり方は、最新のやり方ではなく、むしろ昔のやり方なのかもしれないと思います。

他の方法も試してはみたけど、どうもね・・・
その部分だけ明らかに違って見えるんだよなぁ・・・ってことで一昔の方法で。

ただ場所によって仕上げ方法は変えていますけどね。

養生テープ貼り

ステンレス製品の最後の工程はやっぱり養生テープ貼りです。

ステンレス製手摺りの製作、最後は養生テープ貼り、これが終われば出荷できます。

運搬時も現場への搬入時も取付けの時にもキズにならないように、面倒だけど必要な作業なんです。

この作業、意外と真剣になるんです。
シワが入ったり、空気が入るとやり直すこともあります。

キレイに貼れました。
この後、出荷です、引き取りに来ていただきました。

お問い合わせください。

年末に製作依頼をいただき、正月の休み明けに欲しいとの依頼でした。
藤永製作所株式会社ではこのような連休の日でも製作可能です。
お急ぎの仕事にも対応できるように頑張って製作します。

お問い合わせください、お気軽にどうぞ。