遊具の修繕

手摺り修繕後これなら安心

いつ降られるかと天気を気にしながらの修繕工事でした。

危険な隙間を修繕

この隙間何とかなりますか?
地元の販売店さんからそんな相談をいただきました。

子供の首が挟まる危険な隙間

それは子供の首が挟まる危険な隙間でした。
開口寸法130mm、現行の安全基準より広く危険視される状況です。

その危険性から園の対策としてガムテープを何重にも重ね張りして塞いでいました。
でも子供たちは乗っちゃうよね、どうしたって。

園としても何社かに修繕の相談をしたそうですが、「直せない」とか「工場へ持ち込まないと・・・」のような返事ばかりで困っていた様子、最近知り合った会社さんも何社か修繕の問い合わせをしたけど、同じ返事ばかりだったようです。

出来ないわけがない

そうです、直せないわけがないんです。
修繕仕事って面倒なんです、新しく製作するのと違って手間が多いんです。

販売店さんとかからしたら「古いし買い替えた方が・・・」って思う部分もあるのかもしれません。

でも、藤永製作所は販売店じゃないし、製作する会社なんです、修理も出来るんです。

さて、修繕

こんな感じで修繕です。

修繕工事の過程

危険な開口部に格子を入れました、これなら大丈夫、安心です。

格子の付いてる下のパイプは他より低く取付けました。

次を考えての修繕

下のパイプ、隣とズレて低くなっています。
これにも理由があるんです。

既存の手摺りの下の隙間ここも危険な隙間ではあります。
いずれ対策として修繕する時にはこの位置につける事になるから、修繕の手摺はこの位置で。

せっかく修繕したのにその手摺りも危険じゃダメじゃんね。

キレイに修繕完了

溶接して指の引っかかりなどがない事を確認して、問題なければ塗装です。

手摺り修繕後これなら安心

キレイに修繕完了です。

ついでと言っちゃ何だけどココも

下見に行った時、ここも気になったんです、浮いてるって。

アルミ金物の浮き上がり部分を修繕

この浮き上がりの原因は裏にあります。

アルミの裏側木の板が腐朽

裏の受けがコンパネ、木の板だったんです。
それが雨に当たって腐朽していたのが原因です。
なので・・・

ステンレス板に変更

ステンレスの板に交換しました。
藤永製作所は基本ステンレスを使います。

木製品って温かみがあって良いんだけど場所によってですね。
ちなみに木製遊具の修繕も出来ますよ^^

ここのただステンレスの板に交換しただけじゃ芸がない

手摺り修繕後これなら安心

既設は六角ボルトだったけど、出っ張りの少ない丸い頭のボルトに交換しました。

これなら子供が肘とか膝とか擦っても痛くないね。

修繕工事請け負います

藤永製作所では遊具の修繕も請けています。

鉄製遊具等の修繕に困っていませんか?
相談したら買い替えを勧められたり、一部直しただけなのにゴッソリ交換等と言われたり・・・
そうなると出費が大きくなっちゃいますね。

そんな時、ご相談ください。
ゴッソリ交換した方が良い場合も確かにあります。
修繕方法などは製作してる藤永製作所で判断してご提案致します。

鉄製でもFRP製遊具でも木製遊具でも、まずはお気軽にご相談ください。