ステンレス製メッシュカゴ修理

ステンレス製メッシュカゴ修理、ステンレス丸棒溶接

修理仕事は急にくるものですが

修理の相談が入りその見積り書を製作して送ったのは11月の初めの頃だったでしょうか、その後それを新たに製作したらどれくいになるかって事で製作の見積りを送ったのは11月の20日くらだったかな。

何も連絡がなかったので破損ではないので修理せずそのまま使うのかな。って思ったいたのですが、12月1日に修理して欲しいと依頼をいただきました。

出来れは早く欲しいと。

先日のステンレス製の柄杓もそうですが、この手の食品製造工場で使う物の修理は急に入って納期が限られていることがほとんどです。

ステンレス製メッシュカゴ修理?

修理って言うのかなんのか・・・

カゴの開口の位置を変えたいと。
出前で使う「岡持ち」のような広い方を開口にしたい。
現状はその横の面、狭い方の面が開口になっていて使いにくいからって事で。

となると修理っていうのか改修っていうのか改良って言うのか言葉の難しさが出てきますが、ここは修理って事で。

ステンレス丸棒の溶接

使う丸棒、ステンレスのΦ3 3mm径の丸棒です。
定尺2000mmで入荷します、曲がりやすいので扱いに注意が必要です。

その丸棒を必要長さに切断して溶接します。

ステンレス製メッシュカゴ修理丸棒溶接

横に寝かせて製作したました。
画像で横方向の丸棒が新たに入れて物、縦方向が既存の物です。

こんな感じの溶接です。

ステンレス製メッシュカゴ修理、ステンレス丸棒溶接

丸棒溶接

この手の物の溶接はちょっと強いかなって思うくらいの電流で短時間で溶接します。
長い時間かけて溶接すると歪みで変形するし黒くなってキレイになりにくくなってしまいます。

なので強めでパチンと一発で。
それを84ケ所の溶接です。

焼け取り作業

ステンレス製品の溶接後は焼け取り作業が必要です。

今回も電解でジュ―――ってやりました

ステンレス製メッシュカゴ修理溶接焼け取り後

キレイになりました。

これで作業完了

お客様の希望納期に間に合いました。