アルミ製屋根の製作

アルミ製階段屋根の製作ドーム形状です。

藤永製作所株式会社はステンレスだけじゃないんです、スチール製品も製作しましが、アルミ製品も製作するのです、実は。

アルミ製品の製作

そう実はアルミ製品の製作もやります。
以前は1300Lのアルミのタンクの製作もありましたね。

今回は屋根です
階段部分に取り付ける屋根です。

アルミでフレームを作って全体的にポリカを張ります。

アルミ部材

コレはフレーム部分の部材、アルミパイプを曲げた物です。
階段部分に取り付けるので高さがそれぞれ違います。

アルミパイプ曲げ材

多少のズレはありますが、キレイに曲がっていると思います。

アルミフレーム部材

仮付け

先ずはドーム形状のフレームの仮付けです。

アルミフレーム仮付け

一か所だけの点での仮付けだと頼りないので軽く溶接棒を入れて仮付けします。

フレーム横桟、梁、ベース

フレームの各材料の切断をします。

階段に取り付けるので角度が付いています。

横桟と梁の材料を切断、階段なので角度がついています。

ステンレスと違って簡単に切れます。
でも、刃物に溶着しやすいのでちょっと気をつかいますが、無事切断完了です。

ベース用の角パイプはアンカーで固定するので穴あけ加工をします。

ベース用角パイプ、アンカー取付け用穴加工
ベース用角パイプ溶接

そして溶接です。

アルミ製階段屋根の組み立て

各部材が切断できたら次は組み立て

垂直や水平を気にしながら作業台へ固定します。

アルミ製階段屋根の組み立て、水平垂直を確認しながら固定
アルミ製階段屋根の製作ドーム形状です。

通りを出す時はレーザーを飛ばしてメーキングして位置合わせしています。

R曲げが全てピッタリって事はないのです。
なのでバラの状態で曲げの芯を出しても合いません・・・

仮組してからレーザーを飛ばして通り芯をだして仮付けします。
そうすると簡単に通りが出せます。

組み立て状況

各所、溶接、仕上げ

今回のアルミ製屋根は塗装品です。
溶接した所、ポリカの合わさる所はグラインダーで平らに仕上げます。

溶接後に仕上げをします。

フレームの各突き合せ部分は平らに。

外側のフラットバーは取り外しするのでビス留めです。

出荷

完成したらお客さんが引き取りに来ます。
塗装に出す前に一度フラットバーをバラシてポリカの製作寸法の確認をしてポリカを発注します。

完成が楽しみですが、現場施工までは依頼されていないので設置完了を見られないのがちょっと残念です。

アルミ製ドーム形状屋根の出荷

お問い合わせください

藤永製作所株式会社では今回のような製作物も可能です。

よろしくお願いいたします。