ステンレス製タラップの製作

ステンレス製タラップ

ステンレス製タラップです。
ステンレス製のハシゴです。

曲げ加工

こんな形状の曲げ物加工です。
諸事情でこの形状での曲げになったようです・・・

ステンレス製タラップ曲げ加工

先ずはフタを溶接してザっとヘアライン仕上げ

曲げ加工したパイプ端部にフタを溶接してヘアライン仕上げしておきます。

曲げ加工にフタを溶接

柱も同様にフタを溶接してヘアライン仕上げ

柱にフタを溶接
柱フタのヘアライン仕上げ

こんな感じでフタを溶接してヘアラインしておきます。
この後、組み立てや溶接が終って最終的に仕上げるのでこの時点ではザっとの仕上げにしています。

パイプの曲げ部分

パイプを曲げた部分は金型のキズが入ってしまいます。
これは仕方ない事だと思います。

とは言え、そのままというわけにはいなかいので、ヘアライン仕上げ

パイプ曲げのキズ
パイプ曲げのキズをヘアライン仕上げ

フタのヘアライン仕上げの時にザっとやっておきます。

組み立て

捻じれないように、変な曲がりで出ないように固定して仮付けしながら組み立てます

ステンレス製タラップ組み立て

柱の片側を基準にして固定して組み立てていきます。
この時の仮付け、1本のステップ、片側に4か所やっています。

次は溶接

ちょっと強めの電流でパッパッと溶接しています。

ステンレス製タラップ溶接

曲がりとか歪とか気にして弱い電気で溶接してると弱いし、時間かかるし、結局曲がります・・・
なので私は強めの電流で溶接しています。

それが正しいのかどうなのか・・
弱い電流で溶接して良い事ってあまりないようにも思います。

曲がったら直せばいいって思うし

溶接完了

それでも変な曲がりが出ないように溶接します。
で、溶接完了です。

ステンレス製タラップ

この後、焼け取りをやって、最後に全体をヘアライン仕上げします。
始めにザっと仕上げてあるので、簡単に仕上げられます。

そうです、先にザっと仕上げてあるので、組み立てとか溶接の時に引きずったり傷になるような事は
自然と避けるようになります。
で、最後の仕上げも楽になる。

と、思っています。

お問い合わせください。

藤永製作所ではこのような製作物も承っております。
こんなの欲しいな。こんなのあったらいいな。など、ご相談ください。