会社さまからではなく一般の方からのご依頼です。
テントの支柱が長かったから切詰めたいとの事でした。
どうやらテントと言ってもキャンプのテントではなくバイクの収納用のテントのようです。
写真撮り忘れです・・・
切詰め
この手の柱って両端が絞ってあってカチッとはまる部分があります。
この位置がズレると使い物にならないので正確な位置決めが必要です。
お客様からの希望で切詰めはパイプの中心から左右に50mmずつ、100の切詰め
なぜ中心からなのか理由は聞かなかったけど、何かしらの理由があると思いますので、ご希望通りに。
溶接
柱なので真っ直ぐな方がいいでしょう。
でも、こういった量産品のパイプってけっこうな確率で曲がっています。
大きな弧を描くように湾曲している事があります、今回のパイプもやはりそんな感じでした。
塗装されているので、溶接する周囲は塗装を剥がします。
塗装のまま溶接してもキレイにつきません。
って事はちゃんと溶接されていないとも言えるのです。
だから、塗装は剥がしてから溶接します。
仕上げ
溶接した後はグラインダーで平らに仕上げます。
この仕上げ、溶接の肉盛り部分を削り落とすことになります。
削らない方が強いんじゃない?って思われるかたも多いようです。
でも、そうとも言い切れないのです。
溶接した部分は肉盛りされているのでその部分はパイプの厚みよりの厚くなっています。
そうするとそこだけ強く硬くなっているので、かかった力でその溶接の際で割れに繋がる事があります。
だからなるべく他と同じように平らに。
その方が見た目もいいし。
塗装
平らに仕上げたら、最後は塗装です。
元のパイプはどうやら粉体塗装のようです。
お客様、塗装は簡単に塗ってあれば良い。との事でしたので、自社塗装です。
自然乾燥です。
天気も良く風通しも良いので乾きも早い
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藤永製作所株式会社では、ステンレス製遊具やステンレス製品の他にもスチールやアルミの溶接、加工も可能です。
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