ステンレス遊具の製作

曲がり修正

ステンレス遊具の藤永製作所登り棒製作

きのうのステンレス加工は昼過ぎに無事終わりました。
午後からはステンレス遊具の藤永製作所株式会社オリジナル遊具の製作です。
今回の製作物は、オールステンレス製登り棒です。
フレームを製作している段階です。
溶接するとステンレスも曲がるんです、けっこうな曲がりっぷりです。

ビニール被ったステンレスパイプ、これを溶接するとグイって曲がります。

プレーム製作
ビニール被ったパイプの溶接がね・・・

画像の上の方が25mmくらい寸法が詰まりました。

フレームの曲がり修正

今回の場合は焼きます。 絞りです。

曲がり修正
溶接で曲がった所を修正

曲がった所の修正方法はいくつがありますが、今回は焼くのが一番かな。

焼く場所、焼き加減、そして冷やすタイミングなどは感です。
職人の感ってほど難しい事でもなく、感です。

こんくらいかな? って焼いて冷やす 感なんです。

寸法確認

さて、どうでしょうかね。

フレーム上部
フレーム上部 3162弱

フレーム上部3162mm弱

それに対してフレーム端部は・・・

フレーム端部
フレーム端部 3163弱

フレーム端部は3163mm弱かな。

ほぼピッタリに直りました。
修正した柱の通りも通っています。

ホントはもう少し開き気味の方が良いんです、この段階だと。

ちなみに・・・

図面上の寸法では上部が3161なんです。
でも、3163で材料を切断しています。

角の内側を溶接すると縮まるからチョイ長めに製作、現状3162、あと1mmは登り棒を溶接する時の縮まり分の予定。

金属って縮まるんです。
溶接したり過熱すると縮まるんです。

縮まり具合も金属によって違います。
ステンレスもその種類によって違うんです。

面白いね^^