ステンレス製遊具の温度を検証

ステンレス製ジャングルジム表面温度計測

猛暑日続きで・・・気になる

暑い日が続いています。
時々質問されます、「ステンレス製遊具って熱くなりませんか?」って。
確かに滑り台の滑走面は激熱になります、じゃあ他の遊具はどうなんだろう。

そんな事を思ったので、

ステンレス製ジャングルジム表面温度実測

ご協力いただいた園様のジャングルジム、私が若い頃に製作した物です。
30年近く前の物ですが、ピカピカです、きれいです。
これがステンレス製遊具のうれしいところ。

さて、表面温度ですが、このような感じ

ステンレス製ジャングルジムの表面温度を計測


意外と熱くない

このような結果でした。
正しい計測が出来ているわけではないので参考までに。

ただ触っても熱くはありませんよ!

ステンレス製うんてい

このステンレス製うんていも私が若い頃に製作した物です。

やっぱりキレイなままです。
修理もしていません。

今度はモロに太陽光を浴びてるうんてい

ステンレス製うんてい表面温度実測
ステンレス製うんてい表面温度

日差しが強すぎて表示が分かりません・・・
44.4°かな・・・
この炎天下でも温かい程度の温度ではあります。

ただこちらも数値は参考までに。

工場でも計測

藤永製作所の工場、ほど一日中日が当たってるような所です。
なので工場のドアの横にパイプを置いておき計測

工場の外にパイプを置いて計測

パイプの長さも短いですが、人でいうとこの微熱くらいでしょうか。
ただこちらも参考までに。

意外と熱くないステンレス製遊具

そうなんです、思っているほど熱くはならないと言っても良いのではないでしょうか。
これがすべり台の滑走面のような平板だと全然違ってきます。

なぜ熱くならないのか。

なぜでしょうね・・・

私の勝手な考えだと、反射と空間かなって思います。
パイプだとモロに太陽光を受ける部分が少ないからかなって思ったりします。

材料の入荷時、パイプが束ねてあります。
その状態でトラックに載せて走行して工場に納入されます。
その時のパイプはちょっと熱くなっています。

でも触れなく程ではなく、あっつあつのお風呂くらのイメージかな。

そして密閉されたものではなく通気性があるから熱くなりにくいのかなって。

まとめ

結果、ステンレス製遊具は意外と熱くならないよ! でした。

熱くならない理由を知りたいので、またいつか実験したいと思います。

炎天下でも意外と熱くならないステンレス製遊具、おすすめです。
何の修理もメンテナンスもなく30年くらい使われています。
色んな色やキャラクターの派手さはありませんが、その分、流行り等に左右されず長くキレイにお使いいただけます。

そして意外と高い物でもないと思います。