ステンレス製ジャングルジムの製作

ステンレス製ジャングルジム溶接一体型

藤永製作所株式会社オリジナル遊具LabFidea™ではなく製作依頼を請けての物です。

遊具メーカーさんからの製作依頼も承っております。

まずは材料切断

先ずは寸法を拾い出して材料を切断します。
地味な感じの作業ですが、大切な作業です、ここで長さを間違えると材料を無駄にしちゃいますからね。

しかも、ステンレスって溶接するとけっこうな縮っぷりなんです。
なのでその縮み分を考えて数ミリ長く切断します。

ステンレス製ジャングルジムの製作柱材切断

ふたの溶接

切断した材料の加工、柱材にフタを溶接します

ステンレス製ジャングルジム柱材にフタを溶接
ステンレス製ジャングルジム柱にフタを溶接

今回、フタは2種類です。

浅型キャップと呼ばれる少し丸みのあるフタと平らなフタです。
この平らなフタの上に手摺がつきます。

フタの研磨

溶接したフタを研磨して光らせます。
4工程の砥石で研磨後バフで仕上げてピカピカに

ステンレス製ジャングルジム柱研磨

撮ってる様子が写っちゃってますね。

組み立て作業

柱の研磨が終わったら組み立てに入ります。
先ずは平面で組み立ててそのあと立てて状態で立体的に組み立てます。

1段目が通路になっているので平面にした場合どうなるのか考えながらの作業です。

ステンレス製ジャングルジム組み立て
ステンレス製ジャングルジム組み立て

こんな感じで組み立てます。
この時の仮付け、なるべく小さく溶接するようにしています。
その方が完成した時の見栄えが良いんです。

いよいよ溶接

狭いです、開口寸法350mm
子供たちには丁度良い寸法なんだろうけど350mmの空間に入っての溶接作業ってなかなか辛いものがあります。
けっこう無理な姿勢で溶接やってます。

ステンレス製ジャングルジム溶接

藤永製作所株式会社で製作する遊具のほとんどは溶接一体型です。
金具やボルトを使わないので余計な引っ掛かりがなくスッキリしています、そして安心安全

最後の段階、焼け取り

溶接した所の焼け、きれいな色だったりしますが、この焼けを取り除きます

ステンレス製ジャングルジム溶接一体型
ステンレス製ジャングルジム焼け取り後

バフで研磨したり電気的にしょりしたりします。

今回は電気的に処理しました。
中性の薬剤を使っての電気処理です。 この方法で焼け取りをするとさらに錆に強くなるんです。

ステンレス製ジャングルジム完成!

こんなデザインのジャングルジムです。

オールステンレス製、光ってますね。

ステンレス製ジャングルジム

最上部は手摺りです。
ちょっと怖いかなって印象ですが、大丈夫!
全体的に低い寸法設定なので先生たちの手が簡単に届くので優しくそっと手を添えられます。

上に立った時の気持ちは通常のジャングルジムとは違った達成感があるでしょうね。

オリジナル遊具製作いたします

藤永製作所株式会社では園のオリジナル遊具の製作も可能です。
さらに販売店さんのオリジナル遊具の製作も可能です。

スチール製遊具と比べると確かに高価ではありますが、園庭に置いた時の存在感は格別なものがあります、
そして後々、腐食の修理や塗装などメンテナンス等を考えると費用対効果は抜群だと思います。

ステンレス製遊具の導入、検討されてはいかがでしょうか

お気軽にご相談ください。