スチール製の手摺り製作の依頼をいただきました。
藤永製作所ではステンレス以外にもスチール製品の製作も請け負っています。
部材加工
先ずはレーザーで切断した時にできるこのちょっとした部分「へそ」って呼んだりします。
この部分をきれいに仕上げます。
![レーザーカット後の通称へそ](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1463.jpg)
この部分はグラインダー仕上げします。
![レーザーカット後ヘソ処理](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1464.jpg)
こんな感じで丸く仕上げると同時に板の面取りも済ませます。
その後は・・・
黒皮取り
![溶接するところは黒皮と呼ばれるミルスケールを削り落とします](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1478.jpg)
![溶接する箇所はミルスケールと呼ばれる黒皮を除去します](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1451.jpg)
この工程が一番時間がかかるかもってくらいに大変な作業なんです。
各パーツごと仮付け、溶接
小さな部品もひとつずつ黒皮取りをします、ホント手間がかかるのです。
必要数を溶接します。
![スチール手摺り部品溶接](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1498.jpg)
ちなみに、
比較
黒皮取らずに溶接すると・・・
電気の飛びが安定せず、プチプチと弾けて溶接できません。
溶け込みも浅く見た目も良くないですね。
![黒皮取らず溶接した状態](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1489.jpg)
黒皮取ってから溶接すると、安定した溶接になります。
![黒皮除去後溶接比較](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1494.jpg)
今回はここまで
手間がかかる今回の製作物、数回に分けての投稿とします、現在も製作中なんです。