急ぎの製作依頼をいただきました。
ブラケット
材料切断
今回使用する材料、鉄のアングル、通称トーノヒャク
10mmの厚さで100mm100mmの等辺山形鋼を使用します。
![使用材料、等辺山形鋼10×100×100](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_9335.jpg)
先ずは使用寸法より少し長く90°で切断します。
![材料切断先ずは少し長く90°で切断](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_9336.jpg)
この状態から今度は角度切断、45°に切ります
![角度切断](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_9341.jpg)
切ったら一応面取りと少しの加工をします。
この作業が終わったら組み立てに入ります。
組み立て
形状は簡単な物です。
でも、現場で足場等を受ける物なので水平になるように、製作は90°ピッタリにしたいです。
とはいえ現場が垂直とは限りませんが。
![スチールブラケット仮組](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_9337.jpg)
数ケ所を点、点と溶接して形にします。
角度を気にしながらの作業です。
この後は溶接です。
溶接
いよいよ溶接です。
普段扱っている材料より厚い物なので重さもそこそこあります。
向きを変えながら、足に落とさないように注意です。
![ブラケット製作、溶接](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_9339.jpg)
バチバチ火花が飛び熱い思いをする事も。
![ブラケット製作溶接](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_9340-edited.jpg)
見た目よりも強度が欲しい感じなので全個所溶接です。
キレイに溶接されていれば、自然と強度もあります。
強度がある溶接は自然とキレイなんです。
って個人的に思っています。
製作終了
16台、製作完了です。
電話がきて翌々日出荷です。
急な作業にも対応です。
終わったら片付けもあります。
切断の時に出た切粉、コレを捨てて、この切断機、メタルソーの掃除もやります。
![ブラケット製作、切粉](https://laboratorio-fujinaga.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_9350.jpg)
今回は、切削液も全交換しました。
お問合せください。
藤永製作所株式会社では、急ぎの製作も対応できるようにしています。
ステンレス、アルミ、鉄、製作や修理、先ずはご相談ください、お気軽にどうぞ。